フォトエッチングコア技術

どこよりも高精度・高密度な加工に対応し、競争力の高い製品づくりに貢献します。

金属の加工技術

・切削:最も一般的な加工法であり、厚板、金属片/棒から金属刃で彫刻する。超微細加工や中空構造は対応出来ない。
・プレス:プレス機に取り付けた金型で金属板を強い圧力を掛けて切断する。 大型板の加工や大量生産に向いているが、切断面に曲がりやダレが発生する。
・レーザー:金属を溶解して加工する。装置精度が向上し微細加工も可能だが、加工面のバリ、ドロスや加工面の熱ダメージが懸念。
・ダイカスト:鋳型に溶解した溶湯して成形する。 比較的低融点金属材料の精密加工に対応するが、鋳型が高価になる。
・電鋳:メッキ法とフォトエッチ法等を融合して精密パターンを形成する。堆積厚さ、材料に制限がある。
・フォトエッチング:薄板、パイプに半導体と同じ露光技術を用いてパターンを形成する。 加工材の厚板の貫通加工は出来ないが、初期費用が安く、 大量生産に向いている。

 

フォトエッチングが選ばれる理由

フォトエッチング技術と優位性

■フォトエッチングとは:
写真製版プロセスを用いて腐食させたくない部分に耐食膜を形成し、それ以外の部分を腐食(溶解)加工させる加工技術です。写真画像により加工形状をつくるため、ミクロン単位の複雑微細なパターンなど、細密加工が可能です。化学的加工のため、物理的にバリ、歪み、カエリ、加工硬化などは発生しません。

■メリット
電子部品のような極小・極薄・極細部品や特殊な形状の製造に最適で、その他の金属加工法に比べて、次のようなメリットがあります。
・ミクロン単位の複雑で微細な加工が可能
・プレス加工と異なり、金型不要のため小ロット・多品種・短納期での対応が可能
・加工によるバリや歪みなどがない
・幅広い金属に対応可能
・量産に適している

切削加工との比較

 

エッチング条件による加工断面の比較

対応材質

銀、パラジウム、純銅、黄銅、リン青銅、BeCu、洋白、チタン銅、SUS、ハステロイ、インコネル、パーマロイ、コバール、タングステン、モリブデン、アルミ、チタン、マグネシウム、42アロイ、鉄、ニッケルなど。

フォトエッチングの工程と精度
UNITED PRECISION TECHNOLOGIES コーケン化学株式会社 Kyosei Factory Thailand
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